第20回を迎えたシニアOBの集いが平成20年11月1日~2日静岡市(!)安倍川最奥の梅ヶ島温泉
「梅薫楼」にて開催されました。静岡駅よりバス2時間の本当に山奥の古湯(1700年ほど昔
から知られているとのこと)ですが、近くには日帰り湯なども開け、せまい道を車の通行も
多くびっくりしました。参加者は55名、両日とも山行2、散策1の計6コースが計画され、
2日目の弁当はセブンイレブンから40分かけて届けてもらい、皆思い思いに盛りの紅葉を
楽しみました。宿舎での集いは、18時30分より服部(7)、早坂(宗)(8)2氏の司会進行にて開催され、
冒頭、物故者2名(4期斉藤伸一氏、5期高須梓氏)を悼み黙祷をささげた後、嘉納会長の
挨拶より開宴しました。恒例の各種表彰式では下記の方々が受賞されました。
・集い10回賞 服部(7)、早坂(富)(8)
・ナント20回賞 吉田(輝)(1)、吉野(2)、谷上(4)、郡司(4)
・シニア月例参加賞
・スゴイ 30回賞 金田(3)、近藤(6)、早坂(富)(8)、池原(美)(8家族)
・ビックリ 50回賞 吉村(3)、井上(7)、服部(7)
・スバラシイ!100回賞 吉野(2)、腰塚(3)
・各期紹介、シニアの活動2008、みはるかす合唱 指導松本(6)
・エール交換 池原(8)
記念撮影のあと、2次会へといつもの通りの進行で夜もふけたのですが、
アルコールの消費量は年々減っているようだとか。
2008年11月1日(土)
(1A) 山伏(やんぶし)コース 吉野(2期)
〔参加者〕吉田・藤岡(1)、吉野(2)、腰塚・金田(3)、細田(7)、
溝田・佐木・小出・早坂宋・早坂富・松本真(8)、下村(10)
計13名
山伏の参加者は13名。西日陰沢登山口の駐車場は何とガラ空き、楽々駐車できた。
9:50安倍奥の最高峰山伏(2014m)を目指し出発、すぐに林道から登山道に取り付き
ワサビ田を過ぎ、沢を渡り返して11:19よもぎ峠に到着、木の間越しに八紘嶺、
大谷嶺方面を眺めながら昼食を取る。ここで1名引き返し、12名となって頂上を目指す。
急な登りが続くが落ち葉の登山道は歩きやすい。標高1500mを超えるあたりから紅葉
が現れた。青空と秋の日差しに映えて実に美しい。13:08分主稜
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線、(西日陰沢分岐)に到着
この間に1名足がつり、遅れる。なかなか追いつかないのでとりあえず山頂へ。山伏頂上着
13時30分、かやとののどかな山頂だが、展望は素晴らしい。夏にはヤナギランが咲き誇る
とのことで、木道が設けられ、ロープが張られている。東に富士山、西北には、笊ヶ岳、
塩見岳、荒川三山、赤石岳、聖岳、上河内岳、茶臼岳と南アルプスの南部の主峰がずらり
と並んでいる。光岳も多分あのあたりだろう。十分展望を楽しんで、下山にかかったところで、
足がつった1名とその付き添いが到着、再び写真を撮り直し、14:05本隊出発。
後続組はその10分後に出発、それぞれ下山にかかった。途中2回の休憩で一気に登山口まで駆け下りた。
16時55分、うす暗くなり始めた頃後続組も無事下山し、標高差1100m、往復7時間、かなりハードな
山伏登山は終了した。
(1B) 十枚山コース (じゅうまいさん、1726m) 岡田(6期)
〔参加者〕 北見(2)、吉村(3)、郡司・谷・大黒(4)、三宅・諸角(絢)(5)、近藤、松本、岡田(美)、岡田(6)
計11名
「南アルプスを眺めるには絶好の展望台」という謳い文句に誘われて、老体に鞭打ち、
大阪からは前夜泊で、東京からは4時起きで車4台に分乗して、県道29号線沿いの「関の沢」
に集結。出来るだけ登山口近くまで車で入ろうと高級車を含む2台に11名を押し込み、
茶畑の細いジグザグ道を辿ると丁度2台分空いていてラッキー。「熊出没注意」の看板にも
かかわらず、小さな鈴しかなかったが代わりに大きな音声鈴が複数個(人)あったため万事安心。
おまけに、頂上付近の数歩を除いて、
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登りには掛け値なしに降りるステップはまったく無く急登が続く。
「シニア月例会基準」によると難易度は星3個とされていたが、異論続出。しかし、晴天に恵まれ、
頂上では富士の勇姿をはじめ南アルプスの眺望をオカズに昼食を楽しむ。十枚山頂から十枚峠への
下りは、さながら「東山画伯」の絵のような黄金色に輝くカラマツの彩を見ながらルンルン気分である。
道中、カエデ・モミジ類の紅葉も学習しながら(させられ)楽しんだが、ヤマモミジとイロハモミジ
判定法は合意が得られないまま下山し、梅が島温泉「梅薫楼」へ赴いた。
(1C) 安倍川滝巡りコース 谷上(4期)
我々のコースは、快晴の「赤水の滝」に集合し、お昼のお弁当から始まりました。メンバーは当初
の予定に急遽一人加わり19名、遠く関西からも参加していただきました。東名大和で起きた事故渋滞
の影響でかなり遅れた車もありましたが、ほぼ予定通り行動できました。紅葉が始まった山間から
優雅に流れ落ちる「赤水の滝」を見ながら昼食をとり、車に分乗して宿の「梅薫楼」の前を素通りして
「恋ヶ滝」へ。ここは紅葉の真っ盛りで感激の滝。宿に車を置いてから「三段の滝」「湯の滝」
と見て回りました。残るは1Cコースのメインの滝「安倍の大滝」。往復1時間半位のハイキング
コースですが、ここで
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脱落者が数人発生、宿へさっさと戻ってしまいました。残る精鋭14名が
「安倍の大滝」目指して日暮れもせまる2時過ぎに出発しました。途中定員一人の長い吊り橋で
時間を食い、短いが急坂の山道にてこずったりして「安倍の大滝」に到着。落差125mの壮大な滝を
間近に見て全員満足。最後を圧巻の「安倍の大滝」で締めくくりました。
2008年11月2日(日)(2A)
八紘嶺・大谷嶺コース 腰塚(3期)
〔参加者〕 嘉納(1)、腰塚(3)、細田(7)、綾部、池原、小出、早坂宗、早坂冨、溝田(8) 計9名
集い2日目、天気は晴。朝6時すぎに、車3台(運転手のみ;腰塚車、池原車、小出車)で宿舎を出発。
下山口(大谷崩駐車場)に2台を配置しておく。7時30分すぎ、2台の車(小林桂子車、佐木車)に分乗し、
標高1320mの林道脇の駐車場まで送ってもらう。下山後の車回収の必要がなく感謝。駐車場には、
1台が止めてあっただけで、ガラガラ。標高1320m付近は、紅葉・黄葉が見事で、まず出発前の写真
を撮り、
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8:00に登山口を出発。道ははじめ、ゆっくりとした登り坂。一回の休憩を挟み、
富士見峠に着く。富士見峠からの富士山の眺めが大きく見事(冠雪が見られないのが残念)。
富士見峠からは、狭い尾根道となり、急な登りが続く。
ところどころロープが張ってあるが、ゆっくりと登り、なんなく通過。途中、南側の眺めが
墨絵(安倍川沿いの山稜の連なりがシルエットとなり)のようで印象的。傾斜が緩やかになり、
しばらく登ると、八紘嶺(1917m)。登り口から丁度2時間。例により記念写真を撮り、葉の落ちた
木々の間からの展望を楽しんだのち、出発(10:05)。八紘嶺頂上からは急な下りと急な登りを経て、
五色の頭に(11:00)。一息入れ、紅葉がすでに終った尾根道を行く。とくに急なところもない登り・
下りの繰り返しで大谷嶺(行田山ともいう)に12:00に着く。昼食前に、とにかく記念撮影。昼食は、
宿舎幹事特選の豪華二段弁当をゆっくり味わう。頂上からは、八ヶ岳、鳳凰、北岳から塩見、
赤石、聖岳等南アの山々、さらに富士山と、好天に恵まれ360度の大展望を楽しむ。さらに
おまけとして、大谷崩れの崖のうえにカモシカが顔をみせる。12:40、頂上を出発。
急ですこし足場の悪い下りを、ロープなどの助けを借りて、新窪乗越までゆっくり下る。
新窪乗越からは、浮いた石ばかりの大谷崩れを、トレースに沿って慎重に下る。新窪乗越に
「忘れ物」をするというアクシデントがあったが、静岡市のツアー団体の人が持って降りてくれ、
事なきを得た。ほぼ予定どおり(14:45)に、大谷崩れ駐車場に着く。とくに遅れる人もなく、
全員無事に下山。天候に恵まれ、展望も抜群、紅葉も見頃で、大谷崩れの眺めも一見の価値があった。
下山後、全員、車で「黄金の湯」に行く。しかし、混雑のため入浴できず、帰路の安全を祈念して、解散。
(2B) 竜爪山(りゅうそうざん)コース 吉田(1期)
〔参加者〕 吉田(1),吉野,北見(2),白井,吉村(3),谷上,郡司,谷,大黒(4),三宅(5),岡田夫妻,
松本(6), 松本(8), 下村(10) 計15名