☆☆☆ YWVOB会メルマガ定期刊行 VOL.142 2021年2月号 ☆☆☆

陣馬山への1月OB山行は残念ながら中止になりました。早くコロナ禍が落ち着いて、
どこへでも好きな時間と場所に行けるといいですね。

さて、今回のクイズはこの陣馬山に関する問題で、5月のOB山行で行く時の参考にして
下さい。
陣馬山の山頂は神奈川県と東京都の県境にありますが、明治時代の廃藩置県ではこの地
域(三多摩)は神奈川県に属していました。その後、東京府(現東京都)に移管されま
したが、その理由は次のうちどれでしょうか?
1.東京中心部へのアクセスが近く、神奈川県中心部へのアクセスは遠かったため、
  住民が望んだ。
2.東京が水源として多摩川上流を管轄として欲しかった。
3.多摩川左岸は東京とし、右岸は神奈川県とする区分けが議会で決定した。
4.政治的な理由により、神奈川県が三多摩地域の統治が難しく、東京にお願いした。
5.神奈川県の財政がひっ迫していて、財政状況改善のため、東京に売り出した。

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1.役員会だより
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(1)OB山行委員会:山口(18期)
  ▼第60回OB山行の中止に伴う年間計画の変更

   山行計画は順延とさせていただきます。

   第61回  5月22日(土) 陣馬山 

   第62回 10月16日(土)大山(丹沢)

   一部計画を変更し、詳細は3月以降公開予定です。

   問い合わせ先 メール:・・・

  ▼コロナ禍でのOB山行の行動指針をOB会のHPに掲示しています。
   下記のURLからもご覧いただけます。

    https://ywv.sakura.ne.jp/ywvob/xoops/modules/d3blog/tb.php/382

  ▼250円/日のお手軽な山岳保険も紹介しています。

    https://ywv.sakura.ne.jp/ywvob/xoops/download2/202008_insurance.pdf

(2)OB小屋委員会:榎本(12期)
2021年1月9日(土)~11日(月)の連休に第一回山小屋雪下ろしを実施しまし
た。既に11期安藤さんより、報告が写真とともにホームページに掲載されております
が、纏めて以下に報告します。
参加者は、安藤さん、14期小口さん、榎本の3人でした。上越在住の14期鈴木さん
も10日(日)に日帰り参加の予定でしたが、上越地区の大雪で車も車庫から出せない
状況となり、来られませんでした。小屋周辺は数十㎝の降雪だったようで、ひと山違い
の3~40kmの差でこんなに状況が変わり驚きです。里雪だったようです。
榎本車は、土曜早朝川崎で安藤さんをピックアップして、緊急事態宣言下でしたが環八
・関越・上信道経由で、13時に杉ノ原スキー場ゴンドラ乗り場駐車場着、先着してい
た長野発の小口さんと合流しました。今回、宣言下で地元のスーパーに立ち寄るのがち
ょっと憚れたので、小口さんに食料買出しはお願いしました。荷物を分担して、14時
頃にゴンドラ乗車、久しぶりのスキーでしたが、三田原ゲレンデのボードコースから林
道に入ってシールを付け、2~30㎝のラッセルで、15時半頃小屋に着きました。
年末・年始の30期笹倉さん56期畑さんの小屋入りからの降雪は1mまでは無かった
ようで小屋の屋根雪は7~80㎝でしたが、造林小屋は手つかずでしたので2m近くの
積雪となっておりました。到着後、2階のストーブ5台を全焚くし、1階も4台点火の
ストーブ作戦を開始、夕方まで小屋南面、北面の排雪作業を行って土曜日は終了しま
した。
就寝時の22時過ぎから、ストーブ作戦により2階室温は20℃まで上昇し、屋根雪の
落雪が始まり、夜中数回大音響と共に落雪がありました。1、2階9台のストーブは終
夜稼働です。翌10日(日)は、朝から造林小屋の雪下ろしに3人全員で着手、昼前に
は軒先の届かないところ以外はほぼ完了しました。この間小屋のストーブ作戦は継続中
で、斜め柱上の雪以外はほどんど落雪しました。ただ、てっぺんの冠雪は微動だもしま
せんでしたが・・まるでマリオの帽子のようでした。午後は落雪した屋根雪の排雪、軒
との縁切り、柱掘りを行い、小口さんは15時前に下山しました。夜半からは雪が降り
だし、翌11日(月)の朝までに30㎝ほどの降雪がありましたが、ストーブ作戦を継
続したので積もった屋根雪は、夜半ザーと静かの音とともに時々落雪していました。午
前中、残っていた斜め柱状の雪は梯子をかけてスコップで突き落とし、周囲の排雪と縁
切り、柱掘りを午前中行い、9台のストーブの灯油を満タンに、炬燵片付け(絨毯下は
濡れてました!)、清掃整理して12時に小屋を後にしました。13時半頃、駐車場着
車は3日間止めっぱなしだったので、40㎝以上の雪の覆われており、掘り出すのに時
間が掛かりました。
久しぶりの大雪(?)でしたが、ここ数年通る道路の脇に除雪後の雪壁がほとんど見れ
ませんでしたが、今回は1m以上の雪壁となっておりました。久しぶりです。以前(1
0年前)はいつもこのようで、多いときは2m以上となることもしばしばでしたのを思
い出しました。
現在(2月1日)第一回雪下ろし後の累積降雪は1mちょっとのようで、屋根雪は1m
以下でしょうが今後の大雪の可能性もありますので、第二回雪下ろし(2/13~14
)は予定通り実施する予定です。現在、3名の方から参加のオファーを頂いています。

今後の予定
  2月13日(土)、14日(日)
  3月13日(土)、14日(日)
今後の降雪・積雪状況により、早めの実施、上記日程以外の緊急雪下ろし等のお願いを
する場合も予想されますのでよろしくお願いします。 

(3)編集委員会:石垣(20期)

今年も例年と同様にOB会報を3回発行する計画です。1回目の発行は第77号(縁起の
良い数字)で4月3日を予定しています。役員の方からの原稿や会員の方からの自由投
稿の締切日は3月5日ですので、宜しくお願いします。
今回のOB会報は時期的に総会関連の記事はありませんし、1月のOB山行もコロナ禍
のため中止となり報告もありませんので、ページ数に余裕があります。会員の皆さん、
この機会に是非自由投稿をお送り下さい。

OB会報の編集をやってみようと思っている方は、いらっしゃいませんか。編集は気持
ちさえあれば大丈夫です。OB会報の編集に新しい風を入れたいので、少しでもご興味
をお持ちであれば、是非手を挙げてください。

OB会報へのご投稿、ご意見、ご要望などは全てメールでお送りください。
宛先はYWVOB会編集委員会(メールアドレス:・・・)です。
皆様のお便りをお待ちしております。

(4)HP委員会:武藤(20期)
HP委員会では、現在のHPに替わる新YWVOB会HPを立ち上げ中です。
ご要望等ありましたら、どしどしお寄せください。

1.OB会からのお知らせ
(1)第60回OB山行の中止案内 陣馬山 山口OB山行委員長(18期)
https://ywv.sakura.ne.jp/ywvob/xoops/modules/d3blog/details.php?bid=396

2.最新の投稿から
(1) 2021 年第 1 回公式山小屋雪下ろし報告 安藤さん(11 期)
https://ywv.sakura.ne.jp/ywvob/xoops/modules/d3blog/details.php?bid=400

3.その他
現HP TOPページ中央右に笹ヶ峰積雪状況のグラフ表示および関連ページのLINKを
追加しました。グラフは自動更新されますので、雪下ろし等で行かれる方は随時チェッ
クください。

投稿は、いつでも歓迎です。ファイルはPDF、WORD+写真等、なんでも結構です。
下記から複数のファイルが送信できます。
https://forms.gle/Vadf5xnXv5Q2Y16HA
ご要望等は下記まで
メール:・・・
WEBサイト: http://ywvob.com/

(5)総務委員会:池野(27期)

今年1回目の役員会が1/30(土)に開催されました。コロナ対策として、ZOOMによる
リモート開催で行われましたが、28名参加し、苗名小屋の今後の課題、新しいHPの活
用方法、現役の支援等、活発な議論がなされました。現役からも主将以下、計3名(62
期、63期)が参加され、活動報告がありました。
役員会の議事録は今まで会報で公開していましたが、今後はホームページにも掲載予定
です。ZOOMによる役員会は、従来の役員会同様、役員以外の方もYWVOB会会員で
あればどなたでも参加できますので、気軽にお越しください。

次回役員会のご案内

 ◆ 開催日時:2021年4月24日(土) 14時開始予定

状況に変化がなければ、ZOOMによるリモート開催の予定です。参加を希望される方は
下記までメールでご連絡をお願いします。ミーティングの招待状(URL)をお送りしま
す。

 ◆ 連絡先:・・・ 

(6)部史編纂委員会:木村(17期)

今月はとくにありません。

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3.編集後記
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クイズの答え:
正解は二つあります。
東京都は多摩川上流の水源まで一括管轄し上水道水源確保を目的としていた移管を希望
しており、2は正解です。
また、4に関して、当時の自由党の勢力が三多摩地域に強く、その思想に手を焼いてい
た当時の神奈川県知事が、政府に対して三多摩の移管を強く要請しており、正解です。
東京府での自由党の勢力は弱く、移管によって影響力をそぐことができるとの東京府知
事の判断だったようです。
1に関しては、三多摩の移管後に鉄道が開通して都内へのアクセスが容易になり、再び
三多摩を神奈川県に戻す運動に反対を唱えたようです。
3に関しては全くの間違いで、現在も右岸の東京都の都市は現存します。
5に関して、移管についてのお金のやり取りはありませんでした。
なお、地形的にみて南多摩地域(八王子、町田等)は水源から離れており東京都側から
は移管する理由がないのが、実際のところは東京が水源地域の移管を希望しているので
自由党の問題で南多摩を含めるなら神奈川県としては移管しても良いとの議論があった
と想定されています。自前水源の少ない東京都は関東各県から水道水源の権利を譲り受
け、やっと都市機能を維持しているともいえます。

参考までに東京都の水源についてのURLは次の通りです。
< https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/suigen/map.html>

                              13期 竹村
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